記事公開日
最終更新日
自立型の生活について!!

7月14日の日経新聞に「LNG供給25%減想定」という見出しで、台湾有事のシュミレーションの記事が記載されてました。日本の液化天然ガスの備蓄は3週間分で、南シナ海を航行する日本のLNG運搬船は、通行が厳しくなることが想定されます。事態は航行制限だけでなく、サイバー攻撃で電力系統の混乱を引き起こす危険性も指摘されてます。
台湾有事だけでなく、能登半島地震の様な天災でも混乱が起きる危険性があります。ずっと思ってましたが、やはり、日本人一人ひとりが、自立型の生活を追求しないと、将来的に生活を持続させるのは規模しいのでは??と思ってます。
ひとつ面白い記事を見つけました。空気中の水分を抽出して、ろ過して、飲み水を作る装置を作っている会社があるとのことです。確かに、私も梅雨の時期は特に、除湿器を使って、部屋の空気中の水分を除去してます。その原理を考えると、今までどうしてこの考えに行きつかなかったのかと思ったほどです。素晴らしい技術です。この装置を作っている会社は、能登半島の被災地にもこの装置を送ったとニュースで言ってました。自衛隊にも納めたそうです。
自立型の生活では、電気と水が大事だと思います。能登で被災した方が何に困っているのかと、テレビで取材された時も水道を早く復旧して欲しいと答えてました。水は、上水道と下水道があります。上水道は、飲み水、洗濯水、食器洗い水、風呂またはシャワーの水があります。上水道は、空気から作ること、雨水、地下水(井戸)の活用があげられます。下水道が問題ですね。汚水を処理するコンパクトな施設が必要です。テレビで循環型トイレを紹介してました。下水処理場の流れをコンパクトに車のトラックの大きさにして、水を循環で使える様にし、途中でバクテリアに汚物を食べてもらう仕組みで、被災地に快適なトイレを提供していました。匂いもしないとのことで、素晴らしい仕組みです。コンパクトに使えるアイデアはさすがです。ただ、もっと気軽に使える装置にならないのかな??と考えるこの頃です。
電気は、ペロブフスカイト型発電を屋根や壁、窓に設置し、蓄電池を備えて、常時蓄電します。有事の際は、電気が全く来なくなるので、普段から、自力で送電されることを考えない生活を送ることが大事だと思います。直接見たことはないですが、沖縄の宮古島は、台風が来て、頻繁に停電するので、自宅の屋根に太陽光発電を設置し、自宅に蓄電池も設置して、自立型にして、送電線が切れても、停電しないようにしていると言ってました。我々もそのような対策を普段からしないといけないと思います。
水は、空気から作る方法と雨の活用、地下水があれば、地下水の活用がよいですね。四国の香川は、雨が少なく、昔から池を作って、水不足に備えてました。この池を作るのも一つの解ですね。農業用水には、池の水が良いかもしれませんね。これこそ、ITを使って、池を管理するのがよいかもしれません、池は普段から有効利用すると、地域社会で役に立ちそうですね。
上記の様に自立型生活をとりとめなく考えましたが、防衛、防災にも活用できますね。このような思考がますます、必要になる世の中です。皆さん、子供たちのためにも、耐久性のある社会を作っていきましょう。