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コラム

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ショッピングモールの電気代を節約するには?大型商業施設の光熱費と削減方法を解説

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 ショッピングモールデパート百貨店などの大型商業施設において、運営コストの大部分を占めるのが「電気代」です。
 お客様に快適で非日常的な空間を提供するためには、大量の電力消費は避けられません。しかし、昨今のエネルギー価格高騰により、膨れ上がる電気代が施設の利益を圧迫しているとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
 本記事では、商業施設における光熱費の内訳や目安を解説します。

ショッピングモール・デパートの電気代はいくらかかる?

 電気代の削減を始める前に、まず現状を正確に把握することが重要です。同規模の施設と比較して、自社のコスト構造がどうなっているのか確認しましょう。

規模で見る電気代のイメージ

 商業施設の電気代は、規模や入居テナントの業種によって大きく変動します。一般的なショッピングセンターやデパートでは、売上高の約3〜5%が水道光熱費の目安とされています。

 特に大規模なモールや百貨店(特別高圧契約の施設)では、年間の電気代が数億円規模になることも珍しくありません。近年の電気料金高騰の影響で、前年比1.2〜1.5倍に膨れ上がり、数千万円単位で利益が圧迫されている施設も少なくありません。このコスト増は、通常の営業努力だけではカバーしきれない規模です。

何に電気を使っている?消費電力の主な内訳

 効果的な削減策を立てるには、「どこで電気が使われているか」を正確に把握することが不可欠です。大型商業施設における一般的なエネルギー消費内訳は以下の通りです。

空調(熱源・搬送動力)|約40〜50%

 最も大きな割合を占める項目です。広大な吹き抜け空間や共用通路全体の温度管理には、膨大なエネルギーが必要となります。

照明|約20〜30%

 店内の明るさは顧客の購買意欲に直結するため、照度を下げにくい領域です。しかし工夫次第で削減の余地があります。

冷凍・冷蔵設備|約10〜20%

 食品スーパーや飲食テナントが多いモールでは、24時間稼働する冷蔵・冷凍設備の割合がさらに高くなります。

その他|約10%

 エレベーター、エスカレーター、給排水ポンプなどの設備機器が含まれます。

商業施設ですぐに取り組める省エネ・節電対策

 ここでは、運用面での工夫によってコストを抑える具体的な方法をご紹介します。設備投資が不要で、すぐに実践できる施策が中心です。

空調・冷凍冷蔵設備の適正管理とメンテナンス

 消費電力の約半分を占める空調設備は、メンテナンス状況によって効率が大きく変わります。フィルターの定期清掃に加えて、外気導入量の適正化(CO2センサー連動)を行うことで、外気による熱負荷を大幅に削減できます。
 また、食品フロアでは冷蔵ショーケースの冷気漏れを防ぐ「ナイトカバー」の徹底使用や、設定温度の集中管理により、無駄な電力消費を抑えることが可能です。これらは初期コストをかけずに実施できる効果的な対策です。

照明のLED化と点灯時間の最適化

 売り場の照明を暗くすることは顧客体験に影響するため難しいですが、バックヤード、駐車場、看板照明などは見直しの余地が十分にあります。これらをLED化するだけで、消費電力を約半分に削減できます。
 さらに、開店前や閉店後の品出し・清掃時間帯における照明ルールにも注意しましょう。作業エリア以外を消灯する「間引き点灯」を徹底するだけで、営業時間外の無駄なコストを大幅にカットできます。

テナントと連携した節電ルールの策定

 商業施設特有の課題として、テナント側の協力が不可欠という点があります。デベロッパーや運営側から一方的に節電を要請するのではなく、以下のようなメリットを共有することが重要です。

・共益費の削減につながる
・CO2削減により施設ブランドが向上する
・持続可能な経営に貢献できる

 テナントと一体となって取り組む体制づくりこそが、施設運営側の腕の見せ所です。定期的な情報共有の場を設けるなど、継続的な協力関係の構築を目指しましょう。

契約を見直すだけで大幅ダウン?新電力によるコスト削減

 「運用改善はやり尽くした」「これ以上の節電は顧客満足度を下げる」このような状況において、最も効果的かつリスクの少ない手法が電力会社の切り替え(新電力の導入)です。

大規模施設(高圧・特別高圧)でも切り替えメリットは大

 「新電力は家庭や小規模店舗向けのものではないか?」という誤解がありますが、実際は使用電力量が多い大規模施設(高圧・特別高圧契約)こそ、切り替えのメリットが最大化します。
 基本料金単価や電力量単価がわずか数銭下がるだけでも、使用量が膨大なため、年間で数百万円〜数千万円規模のコスト削減が実現します。使用状況に応じて、低圧電力・高圧電力どちらにも最適な新電力会社・電力プランの選定が可能です。

初期費用0円・設備投資なしで年間最大30%削減の可能性

 電力会社の切り替えに設備投資は不要です。既存の送配電網を使用するため、電気の品質や信頼性は変わらず、停電リスクが増えることもありません。
 契約プランの最適化により、電気代を年間最大30%削減できた事例もあります。設備投資(LED化や空調更新)には数年の回収期間が必要ですが、契約見直しは初月から即座に利益改善に直結する点が大きな魅力です。

お客様の使用状況に応じて最適な電力プランをご提案

 商業施設には「土日祝日の稼働が高い」「季節変動が大きい」といった特有の負荷パターンがあります。画一的なプランではなく、施設ごとの電力使用データ(デマンド値など)を詳細に分析し、最もコストパフォーマンスの良い電力会社を選定することが成功の鍵となります。

よくある質問

Q. ショッピングモールの電気代はどうやって計算されますか?

 ショッピングモールの電気代は、共用部分と専有部分で計算方法が異なります。共用部分(通路、エスカレーター、駐車場など)の電気代は、各テナントの面積や売上に応じて按分されるのが一般的です。専有部分(店舗内)は、個別メーターで測定した使用量に基づいて請求されるか、契約面積あたりの基本料金制となります。契約時に計算方式を必ず確認しましょう。

Q. 電気代高騰に対して、補助金や支援策はありますか?

 電気代高騰への支援策は、国や自治体によって実施されている場合があります。経済産業省による電気・ガス価格激変緩和対策事業や、自治体独自の中小企業向け省エネ設備導入補助金などが代表例です。ただし、制度は期間限定や予算枠があるため、最新情報は経済産業省や地域の商工会議所のウェブサイトで確認することをおすすめします。

Q. テナントができる節電対策は何ですか?

 テナントでできる主な節電対策は、LED照明への切り替え、空調温度の適正管理(夏は28℃、冬は20℃目安)、営業時間外のこまめな消灯、省エネ型冷蔵ショーケースの導入などです。また、窓がある店舗では遮熱フィルムや断熱カーテンの活用も効果的です。小さな取り組みでも、継続することで年間数万円から数十万円のコスト削減につながります。

まとめ

 ショッピングモールやデパートの運営において、電気代の削減は利益率を改善する最も効果的な方法です。本コラムでご紹介した対策は、運用改善と契約見直しの2つに分けられます。
 アドバンス・キドでは、貴施設に最適なプランを選定し、電気代を削減するご提案をしています。
 さらに、削減できた予算をイベント開催やWeb広告などの集客施策に再投資するサポートも可能です。まずはお気軽にご相談ください。

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