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『チンチン電車』次世代へ発進!!

2026年5月25日の日本経済新聞に「チンチン電車 次世代へ発進「広島電、乗り換え迅速に」「宇都宮、LRTで黒字」というタイトルの記事が記載されてました。内容は、2025年8月に、広島市の中心繁華街とJR広島駅をこれまでより短い距離で結ぶ約1.1キロメートルの「駅前大橋ルート」が開業しました。それまで15分ほどだった所要時間を4分縮めました。広島駅では電車が「路面」を離れ、JRの改札階がある駅ビル2階まで乗り入れました。乗り換え時の階をまたぐ移動をなくしました。駅ビルの吹き抜けに4つのホームが並び、路面電車がで入りする光景が話題になりました。今も写真に収める観光客の等の姿が見られます。広島電鉄の反転攻勢は続きます。広島電鉄は5月に中期計画を発表し、中心部で多い電停の統廃合や優先信号の拡充などを掲げました。優先信号は、路面電車が交差点に接近すると赤信号を短くしたり、青信号を延長したりする仕組みで路面電車の進化形といえるLRT(ライト・レ―ル・トランジット)の特徴の一つです。広島電鉄のような既存電鉄のLRT化が全国各地で広がってます。熊本市電もそのひとつです。
今回は、路面電車について、考察したいと思います。
目次
1.路面電車の現在の状況
2.世界の路面電車の状況
3.日本の路面電車の状況
4.中小企業の路面電車の普及に関する対応
5.アドバンス・キド株式会社の提案
1. 路面電車の現在の状況
かつて日本では全国に路面電車網が広がっていましたが、モータリゼーションの進展により多くが廃止されました。現在では、以下のような都市に限定されています。
- 東京(都電荒川線)
- 広島市
- 長崎市
- 熊本市
- 鹿児島市 など
しかし、近年、以下の理由から再評価が進んでいます。
- 環境負荷が低い(CO2排出が少ない)
- 高齢化社会に適した移動手段
- 渋滞の影響を受けにくい
- 観光資源としての価値
特にLRT(次世代型路面電車)としての進化が注目されています。
2. 世界の路面電車の状況
世界では、日本よりもはるかに積極的に路面電車の整備が進んでいます。
ヨーロッパ
- フランス(ストラスブール、パリ)
- ドイツ(フライブルク)
→ 都市交通の主役として機能
北アメリカ
- アメリカ(ポートランド)
→ 都市再開発の核として導入
特徴
- 都市設計と一体化
- 環境政策の中核
- 自動車依存からの脱却
世界では「路面電車=未来のインフラ」という認識です。
3. 日本の路面電車の状況
日本では以下の2つの流れが見られます。
① 既存路線の維持・活用
- 観光との連携
- 地域住民の足として存続
② LRT導入の新しい動き
- 宇都宮市(LRT開業)
- 富山市(成功事例)
課題
- 初期投資の大きさ
- 採算性
- 地方人口減少
一方で、スマートシティ化の文脈では重要な位置付けになっています。
4. 中小企業の路面電車の普及に関する対策
ここが非常に重要です。
路面電車の再評価は、大企業だけの領域ではありません。むしろ中小企業にとってビジネスチャンスです。冒頭の広島電鉄は、全国から路面電車を引き取って、自社で修理して使用してます。路面電車の博物館ともいわれています。
路面電車の最新式は、ヨーロッパで製造されている場合が多いですが、日本でも広島電鉄のように整備や組み立てのノウハウをもった企業がいるので、今後は日本発の路面電車を作るのも良いと思ってます。特に地元の企業がメンテナンスするのが良いので、地産地消の発想で対応すると面白いと思います。
関与できる領域
- 車両部品・電装機器
- 保守・点検サービス
- IT・IoT(運行管理、データ分析)
- 観光連携(地域ビジネス)
中小企業の強み
- 小回りの利く対応力
- 地域密着
- ニッチ技術
特に「エネルギー」「データ」「保守」の分野は今後の鍵になります。
5. アドバンス・キド株式会社の提案
チンチン電車は「過去の遺産」ではなく、「未来の社会インフラ」です。環境問題、都市課題、地域活性化といった複合的な課題に対する解決策として、その価値は今後さらに高まるでしょう。そしてその中心にいるのは、大企業だけではありません。
中小企業こそが、この変革の担い手です。
アドバンス・キド株式会社は、電力という切り口から、次世代交通の実現に貢献してまいります。
路面電車は電力を大量に消費します。
電力契約の見直しや新電力の活用により、
- 運行コスト削減
- 自治体財政の負担軽減
が可能です。
路面電車だけでなく、半導体工場やデーターセンターと電気を多量に使う機器や施設が多くなってきました。各企業は来る電気代の取り合いに向けて、準備をする必要があります。
検討する項目として、
- 太陽光発電
- 蓄電池
- 地域マイクログリッド
がありますが、業務改善をするのも一つの方策だと思ってます。
費用は、固定費と思われている電気代を削減して捻出するのはいかがでしょうか。
スマートシティを進めるには、環境にやさしい面もありますが、電気を多量に使います。そのため、可能なら会社の屋根や工場の屋根などには、太陽光発電や遮熱塗装などを検討するのが良いと思います。
以 上

